概要
富士見ファンタジア文庫より令和3年11月20日 初版発行
著者 白井ムク先生
イラスト 千種みのり先生
登場人物
- 真嶋涼太
- 真嶋(親父)
- 真嶋晶
- 真嶋美由貴
- 上田光惺
- 上田ひなた
- 姫野健
あらすじ
涼太の高校2年の夏、夕飯時に唐突に親父から再婚の話が出て涼太は喜んだ。なぜなら、一人っ子で育った涼太は、以前から兄弟というものに憧れを抱いていて親父から年の近いきょうだいができると言われていたからだ。だがしかし、涼太が思っていた兄弟と親父が言っていた兄妹というのは同音異義的に発生した認識のずれであった。兄妹と発覚してからは互いに対する意識が変わっていき⁉
感想
<良かった点>
とにかく晶とひなたちゃんが可愛かったところがとてもよくまた、メンデル法則には血が通っていないのところで初めは晶に対して家族について血の繋がりではなく、血(心)を通わせると言っていてとても優しく良い言葉だと思っていたけれど読み進めていくうちに、涼太の過去を知ることでその言葉の本当の意味を知りとても悲しくなってしまい、感情移入のしやすい良い作品だと私は感じた。
<悪い点>
晶の心が開くのが少し早すぎたのかな~と感じてしまった。
<今後の予想>
ほぼ確定で涼太は元母と不倫相手の子だとして、実際に不倫したのは悪いけれど親父の元奥さんと不倫相手は何かしら理由があって子ども(涼太)は要らないと言ったと思う。そしてまたどこかしらで再会し真実を話してくれると予想。
推しポイント!
とにかく晶とひなたちゃんが可愛すぎるのと、晶の日記を読んでとても胸がキュンキュンしちゃうところです!
総評
ストーリー・・・★★★★★★☆☆☆☆(6/10)
世界観 ・・・★★★★★★★☆☆☆(7/10)
キャラの魅力・・・★★★★★★★★★☆(9/10)
イラスト ・・・★★★★★★★★★★(10/10)
総合評価 ・・・★★★★★★★★☆☆(8/10)
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